住宅エコリフォーム推進事業
こどもエコすまい支援事業や先進的窓リノベ事業の申請に慣れてきた今日この頃ですが、
住宅エコリフォーム推進事業ってやつも令和5年5月26日から始まったらしいです。
もー似たような名前のやつ多すぎ…と思いながらも概要調べたので書いていきます。
住宅エコリフォームの補助対象は名前にもあるようにリフォームの補助金です。建替えも対象にはなってますが、補助額の上限が35万までなのでこどもエコやゼッチの補助金が使えるならそちらの方が絶対いいですよね。
あと性能表示とかで耐震3を取らないとなので会社に寄っては35万より高くつくところも多いと思います。
全体改修と部分改修に分別されるようですが、部分改修の方が使いやすそうなのでそちらについて書きます。
部分改修で対象となるのは
①複数開口部の断熱改修※必須
②設備入れ替え
まず、複数の開口部の断熱改修が必須工事となります。
開口部の断熱改修は、窓リノベの対象の性能の内窓等が対象となっています。
こどもエコのゼッチレベルでは対象になりません。
また、開口部の断熱改修は、複数する必要があります。窓リノベでは玄関ドアは対象になりませんでしたが、このエコリフォームでは対象になります!
玄関ドアと内窓一箇所設置とかでも対象になります。ガラス交換2箇所とかでも対象になります。とにかく2箇所以上開口部の断熱改修が必要です!
開口部の断熱改修を2箇所以上すれば、設備改修も補助対象になります!こどもエコと似たような感じですね。
エコキュートや高断熱浴槽、浴室の水栓、蓄電池やLED照明などが対象となっています。
こどもエコと似ていますが水栓は浴室だけですし、家事負担軽減に当たるような食洗機などや、エアコンなんかもこのエコリフォームでは対象になりません。設備の対象は狭いですが、浴室リフォームするのであればエコリフォーム推進事業を利用した方が補助額は大きいでしょう。
その補助額はというと、モデル工事費の40%or実際の工事費の40%のいずれか小さい方になってるのでこどもエコよりははるかに補助金をもらえますが、窓リノベよりは貰えないかな、というかんじですね。
さらに上限は35万までということを忘れないようにしないといけないですね。
また、最低補助額は5万からです。
このエコリフォーム推進事業も最初に事業者登録が必要で、事業者登録が完了してから着工した物件が対象となりますのでまずはそこからです!
【令和4年度】私が一級建築士学科に合格した時の勉強法
前回は一級建築士学科試験の2年目にしくじった話をしましたが、今回は2年間のしくじりを生かして3年目、総合点106点で合格できた時のことを話していきたいと思います!
3年目は、資金面で厳しいのもあり、独学で勉強を始めました。勉強を再開したのは年明けからで、最初のうちは去年の問題を全部見返したり、本屋で売っている過去問を解いてみたりしました。
ただ、本屋に売ってるような過去問は5年分くらいしか載ってなく、2年間学校で勉強してきたので、ほとんど答えを覚えてしまっているという状況でした。
そこで、それより前の過去問をたくさん解きたいと思いネットで調べて出てきた楽々資格社の過去20年分の過去問が入ってるパソコンで使うソフトを買いました。(たしか5万くらいだった気がします)
ソフトは一問一答で解いていき、間違えた問題は振り分けてくれるという内容で、学校で感じていたような何度もわかる問題を解く時間がなくなり、今日は何問解いたかとか、科目ごとにどのくらいの正解率なのかが一目でわかるようになっていてとても使いやすかったです😆
教材は去年、学校で使っていたものを使い、パソコンで毎日過去問を解きました。
当時私はパソコンを自宅に持っていなかったので会社のパソコンで、朝1時間くらい早く行って過去問を解き、昼は30分でご飯を食べて残りの30分勉強して、仕事が終わったらご飯だけ食べて、また会社に戻り22時くらいまで勉強させてもらいました。
定休日も毎回会社に来て、パソコンで勉強していました。会社にいるとたまに社長が打ち合わせをしに来て、頑張ってねと声をかけてくれました。
問題を解いてみて、5年より前の過去問はわからない問題も多く、自分の知識の狭さを痛感しました。
科目別に勉強で工夫した点としては、
計画はまだ時間に余裕のある時期から作品集に載っている建物を全て、Googleマップで調べて、何県にあるのか、ストリートビューで周りを歩いてみたり、写真や口コミを見ました。
法規は、楽々資格社の方からこの範囲は覚えて下さいという指示があったので全体の半分くらいは覚えたと思います。
全部調べていたら確実に時間が足りなくなりますから法令集に頼っていては受かる確率は低いと思います。
構造は力学の計算が苦手で、理系の友人に数学は何回も解くしかないと言われたので、間違えた問題、解けるか怪しい問題を時間を空けて3回は解きました。(その時理解しても1週間後には手順を忘れているかもしれません)
施工は現場のイメージが出来ないところが多かったのでYouTubeで調べて作業している風景を動画で見たりしました。最近は小さな建築会社などがいろんな作業風景を上げていたりするのでぜひ見てみて下さい!
他にも単語の覚え方の動画なんかもいろんな人が上げてくれていますので活用したほうが早く覚えられることも多かったです!
勉強手順としては
科目ごとにまず一周(20年分)する。
間違えた問題は都度見直し、理解する。
→間違えた問題を全てもう一度解く。
→それでも間違えた問題は、解説をノートに書く。
→全部の過去問をもう一周(20年分)する
→間違えた問題を見直し、解説をノートに書く
→間違えた問題を再度解き、解けた問題はノートから消す。
こんな感じで、最終的にはどうしても覚えられないところを試験前に見るカンニングペーパーを作るイメージで進めていきました。
資格学校の模試も買ったりしました。
2年目の模試より点数が低かったのを覚えています。なぜでしょうか…😅
あとは、隙間時間や寝る前にTACの講師の方の井澤式比較暗記法というブログを毎日見ました!
みんなが見落としやすい問題を問いと解説でわかりやすく書いてあるし、語呂合わせもあったりしてすごく覚えやすかったです。
かなりオススメできます!たくさんあるのでコツコツ見るのがいいです👍
そんな感じでこれ以上できることはないと思えるくらい勉強した3年目でしたが、
結果は総合点で106点でした。
ネットの速報を見ながら自分で丸付けをする時は手が震えました。
100点超えだったので99%合格だろうと思い、1人で泣きました。
以上が私が三年目に一級建築士学科試験で行った勉強方法です。長くなってしまいましたが少しでも誰かの合格につながるといいなと思います!
受験生の皆さん頑張ってください!
一級建築士学科で2回不合格となったしくじり体験記①
こんにちは!
今回は私が一級建築士の受験した時の話を書いていきたいと思います。
今学科勉強中の方はもう直前期でブログなんて見ている暇ないかもしれないですね😅
私は令和4年度に学科と製図をまとめて合格しました。
製図は初受験で合格出来ましたが、学科が2年頑張っても通過出来ず、3回目の受験でやっと通過することが出来ました。
まず前提として、もともと私は勉強出来る人間ではないです。
学校の成績は中の中という感じだったし、
勉強を頑張ったことといえば、2級建築士の試験の時に直前3ヶ月間必死に勉強したことくらいでした。
令和2年の実務経験が免除されて受験ができるようになった年に初受験をしました。
初受験の最初から資格学校のS校で2年間通して学科の勉強をするコースを申し込み、2年間通学していました。
1年目は授業こそちゃんと行っていましたが、毎週の授業の復習がしっかりできず、当然予習なんてできず、取りこぼしばっかりで学校の授業のスピードについて行けていませんでした。
試験当日も正直全然仕上がっておらず、とにかく詰め込んだ知識だけで勝負しに行く形になってしまい、合格点より6点足りずに不合格という結果に終わりました。
今思えばS校の着いてこれない人はどんどん置いていかれるスタイル?が私には合ってなかったかなとも思います😖(先生にもよるかも知れません)
1年目は残念でしたが、まぁ来年が本命だしなとか考えていました。この考えがよくないですよね。笑
そして2年目、また学校に通い出しました。
2年コースと言っても、去年と同じ先生に同じ授業を受けるという内容でした。
(新傾向や模試はもちろん新しい内容にはなっています。)
2年目は1年間粗々と勉強してきているだけあり、授業は復習のような感じで1年目に比べてかなりの余裕がありました。
テストも毎回クラスで1位2位、模試もクラスで1位を取ったこともありました。
今思うと正直かなり安心してしまっていて、勉強はしていましたが必死さはなかったと思います。
しかも試験の1週間前くらいに高熱で体調を崩してしまい、直前期に学校に行って勉強することもしませんでした。
もし、学校にいっていたら周りの真剣さに感化されてもっと頑張れていたかも…とも思います。
そして、2回目の学科試験
結果は総合点であと1点足りず不合格という結果でした…。
めちゃくちゃ悔しくて次の日会社でも泣いたのを覚えてます。試験の次の日が月曜日って点足りなかった人からするとすごく酷ですよね🤢
今振り返って思うことは、2年目は模試がよかったので安心しすぎて、油断してしまっていたなと思います。その結果、運にも見放されたんだろうなとも思っています。
また、S校の問題に慣れすぎていたことも原因の一つだと思っています。学校の模試はあくまで学校の作った問題であり、本試験で出されている問題とは多少の差があることをわかっていなければなりませんでした。個人的には学校の問題は言い回しなどの引っかけ問題がちょっと多すぎたかなと思います。
過去問にもっと向き合うべきでした。
2回目の学科試験は、試験当日にしくじったこともあるので、また近々書きたいと思います!
学校でいい点を取っているだけでは安心は出来ない、それほど一筋縄ではいかない試験なんだと言うことを痛感しました。
住友林業って住宅以外に何をしているのか
こんにちは!
もう少し建設会社のことを調べたい!
ということで、今日は住友林業について調べてみようと思います。
建設業上場企業ランキングでは6位(かぶれんより)
住友林業というと木造住宅のイメージがやっぱり一番強い感じがします。
大和ハウスや積水ハウスは賃貸住宅による売り上げも高かったように思いますが、住友林業はどうなのでしょうか。
売上高は1兆6697億で本社は東京都千代田区、従業員数は・・・HPには載っていませんでした。
創業が1691年!? 竹中工務店なみのやばさです。
気になるので歴史を見てみると
1691年に別子銅山を開坑と書いてありました。住友林業の起源は銅山から始まったんですね!この時から木材を調達する事業をしていて、その後1894年には周辺森林保護のために植林事業を始めたようです。
1956年~1970年にかけてマレーシアやインドネシアで海外の木材の輸入事業も展開しています。
そして、1975年に木造住宅事業に進出しています。
2003年にはアメリカでの分譲住宅の販売を始めており、2005年には現在でもよく耳にするビックフレーム工法を発表しています。
その後は介護事業への参入や公共建築物の木造での建設、国産材の海外への輸出などが歴史としてHPに載っていました。
続いて事業内容を見て行きたいと思います!
HPには、資源環境事業、木材建材事業、住宅事業(国内外)、生活サービス事業というのが書かれていました。
まず資源環境事業とはなにかというと、国内外に住友林業が所有する森林の管理や木質バイオマス発電事業などです。
木材建材事業は、木材、建材、家具などの国内外への販売。
生活サービス事業は介護事業や有料老人ホーム、保険代理店やゴルフ場の運営などを行っているようです。
木造のビルや施設など大規模な建築も行っているようですね。
メインとなる(イメージ)住宅事業では、アメリカ、オーストラリア、タイ、ベトナム、インドネシア、香港、中国と世界中で住宅からマンションの建築、都市開発など手広くやっているようです。
賃貸住宅の建築もしているようですが、住友林業の場合、賃貸経営をするオーナー様に向けて建物を提供、サポートする。というスタンスなようです。
売上の割合を見てみると、海外の住宅不動産事業が一番高いようで、次に日本の住宅建築事業となっています。毎年の推移をみていると、木材建材事業が近年少なくなってきているようです。
日本より海外での建築が上場企業ランキング6位の理由でしょうか。
また、日本での住宅事業は毎年安定した売り上げを誇っており、長年住友林業ブランドが人気なことがうかがえます。
私の感想ですが、今まで調べた住宅メーカーと比較した時に、住友林業は他の会社とは経営戦略が全然違うように感じました。
方針として、たくさんの事業をしているわけではなく、木という材料にこだわり続けていることと、住まいをつくることに重きを置いている
その2つ方針がうまくブランディングとして機能しているような印象を受けました。
長い歴史からのどっしりとした基盤が余裕を感じる企業でした!
目的が無くても続けることに意味がある・・・のかな?
こんにちは!最近仕事が忙しく、くたくたなので今日は雑談的なブログを書こうと思います。
私は工務店勤めなので水曜日が休みで今週は火水休みなので明日を超えれば休みなのですが、まだ明日があるという今日は一番疲れてる日です…。
このブログを初めて今日で8投稿目ですが、毎日文章を考えるのは結構大変だなと思っています。ブログを始めた理由は建設のことを書き留めていければなと思ったからですが、特に最終的に何になりたいとかいう目的(野望?)はなかったのです。
でも実は、なにか日常が変わるかなというわずかな期待も抱いているのです。
最近は宅建の勉強もしていて、
一級建築士試験の時に身に着けたコツコツ勉強するということだけは得意なので
毎朝会社に少し早く行って勉強しています。
これも特に目的があって免許を取りたいと思っているわけでもなく
正直なにか目的を見つけられればと思いながら勉強しています。
継続は力なりという言葉がありますが、その力をどのように使うか
という目的がないと力をつけても意味がないような気もします。。。
という感じで最近は目的をずっと模索しているような状態なのです。
20代後半ってみんなこんな感じなんでしょうか。
なんだか愚痴っぽくなってしまいました。笑
今日は早めに寝ようと思います!
大成建設ってどんな会社なのか
スーパーゼネコンと言われる企業についても少し調べてみようと思い、アニメのCMが印象的な大成建設について調べてみました。
地図に残る仕事、の印象が強いです。
個人的な偏見ですがゼネコンさんのHPはすごく理系って感じがして調べるのが少し乗り気になりませんでした…笑
大成建設の売上は1兆6427億(かぶれんより)だそうで、従業員数は8613人です(HPより)
事業内容としては、建築・土木の設計・施工、住宅の設計施工、ソフトウェア開発、保険の代理業、派遣事業などが書いてありました。
大成建設の住宅があることに驚きました!
調べてみたら大成建設ハウジングという子会社があるようです。
絶強というキャッチコピー(?)で鉄筋コンクリートの住宅を建てているようです!
リフォームもしているようですね。
東京や愛知、福岡に展示場もあるようです。内装の感じは写真をみていると床材や木の使い方が住友林業っぽい感じかな?
これは新しい発見でした!
あとは特に意外な事業はなかったですね。ザ・ゼネコンって感じです。笑
続いて最近気になる歴史を見て行きます。
1873年に創立していて150周年になるそうです!長く続いていますね~
1923年にFLライト設計の帝国ホテル新館を建設しています。
一級建築士の試験でFLライトはたくさん出てきたのでどこが建てたか知れるとテンション上がります。
1946年に大成建設という会社名になったようです。
1958年に旧国立競技場を建設、2019年に新しい国立競技場を建設しています。
なにか結びつきがあるのでしょうか?
他にも最近ではコストコの建築や新幹線の高架など身近な大きな建築物をたくさん建てていますね。
調べてみて思ったのは
ん~…すごい企業なことはもとから承知でしたが、意外性という面ではあまり発見はありませんでした。
まぁゼネコンってそういう仕事をしてるんだよね。って感じでした(勝手に調べといて文句言うなって感じですが笑)
ゼネコンのすごいところはいろいろな事業に手を出しているわけでなく、建築土木のみでこれだけの売上を上げているところなのでしょうか。
建設業売上3位は鹿島建設でした。
建設業の上場企業として1位と2位を調べてきましたが、3位からはスーパーゼネコンと言われる会社がランクインしてきます!
「ゼネコン」とは建設や土木を元受けとして請け負う総合建設業といった感じで、
大きいビルや施設、トンネルやダムなども建設します。
スーパーゼネコンと言われるのは鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店の5社ですね!(竹中工務店って上場していないんですね!)
スーパーゼネコンは、5社とも創業がかなり古いようです。古い順から
竹中工務店が1610年
清水建設が1804年
大林組が1892年
(各企業HPより)
1610年ってやばすぎませんか?笑
設立になるとまた順番が変わってくるようです。
あと、従業員数がハウスメーカーに比べると結構少ない感じがします。
1万人前後くらいのところが多いですね。住宅みたいに営業営業してないからでしょうか?