一級建築士製図 作図スピードアップのために行ったこと
こんにちは!
先週の日曜日に一級建築士の学科試験が終了しましたね!
もう去年受験してから1年もたったのかとしみじみ…
正直その後の製図が大変すぎて3年前くらいの気持ちです。笑
学科の試験が終わったら次は製図試験ですね!
私は学科合格した年に一気に製図も合格することができました!
誰かの参考になるかはわかりませんが、製図の勉強をしていた時のことを書いていきます☺
今回は製図の勉強を始めて一番最初の壁、製図の書くスピードについて書いていきたいと思います。私は製図の勉強を始めて3回目くらいの授業まではクラスで1番書くのが遅いくらいでしたが、次の週には激的にスピードがアップして講師の方にもなにがあったの!?と驚かれました笑。
その時にしたことを書いていきたいと思います!
まずはじめに紹介として、私は学科3年目は独学で通過して、製図は資格学校のS校短期に通いました。
なぜS校にしたかというと会社の先輩がS校に通って一級建築士に合格していたからです。
学科試験が終わって束の間の休息がある1週間ほどは、製図試験の時間やどのような内容なのかを調べたり、合格者のブログやユーチューブを見たり、製図の試験に必要な道具をそろえたりしました。
学科の時に学んだことですが、学校で言われたことをやっているだけでは私は合格できませんでした。なので貪欲にいろいろな方面から情報を収集することが必要だと思います。製図の時も試験直前までつまずくことがあると、先生に相談+自分にあった方法を調べるなどしていました。そうやってなんとか合格しようとあがき続けることはとても大事なことだと思います。
ここからが本題の製図スピードアップの話です↓↓↓
学校の勉強の進め方は最初の2回くらいは過去の図面の模写をしました。
ちなみにこの時にある特別講座は私は受けていません。
製図を書くスピードが速くなるという内容の講座ですが、最終的には講座を受けた人よりも私の方が早くなっていました…笑
製図を書くスピードですが、3回目くらいの頃はたしかに講座を受けた人の方が早かったですが、今振り返って思うにスピードが上がらなかった原因は
①製図の手順を十分に覚えていないため、書く時に迷いがある。
②図面をきれいに書こうとしている。
③使いこなせていないのに道具が多すぎる。
最初の方の時間のかかる要因はだいたいこの3つだったかなと思います。
まず①ですが、そもそも手順を覚えていなかったら書けないのは当たり前で…😅
学校的には最初の2回くらいの講座でもう書き方はマスターしているものとして進んでいきます。しかし、一級の製図の内容は数回書いただけですべて覚えられるほど簡単なはずもなく…という感じで、書きながら「次は何だったかな~」という感じで書いているとあっという間に時間が無くなってしまいます。
この点は特別講座を受けている方々は1日みっちり何枚も図面を書かされるので覚えられるのかもしれません。
私は最初の特別講座を受けておらず、その次の通常講義でほかの生徒に大幅に遅れをとってしまい、S校側の人に特別講座を受けていないから差が開いている的なことを言われて、くやしくて次の講義までに宿題+5枚くらい模写しました。そのおかげで手順はマスターできました😊
次に②ですが、私は仕事では図面は相手に伝えるためのものだから綺麗にわかりやすく書きなさいと教えられてきました。
なので製図の授業でも最初は図面をきれいに書こうとしていました。
しかし、製図の試験ではいくらきれいに書いても完成していなければ不合格、必要なことが書いていなければ不合格なのです。
最初に交換添削をしたときに隣の方の図面は正直めちゃくちゃ汚かったです笑。
でも、未完成の私よりはちゃんと採点できるしランク付けもできる。
対して私は未完成で問答無用でランクⅣです。
図面のきれいさは製図に慣れてきて少し余裕を感じたら調整するくらいの気持ちでいいです。私は本番でもきれいに調整する余裕はありませんでしたが笑。
多少ずれても気にしない、多少歪んでも気にしないの精神です。
③については、最初に学校から準備するように言われる道具がけっこうあると思うのですが、道具がありすぎると持ち替える時間が多くなりますし、探す時間も無駄になります。
正直、最初に学校に準備してと言われた道具は多すぎました。
最終的には
シャーペン0.5の2Bを1本+予備に同じもの1本
シャー芯(0.5 2B)
消しゴム
字消し板
マーカー(学校指定の色)
フリクションボールペン赤、青
エスキース用紙にグリット点打つ用の太めの赤ペン(問題文で特に強調したい時も使います)
テンプレート
三角定規(でかめの1つ)
コンパス
電卓
三角スケール(でかめのやつ)
マスキングテープ
製図用の手袋
ですね。
最初にそろえたけどいらない!となったものは
細かいところを消す消しゴム(字消し板使用)
消しカスはらうブラシ
勾配定規(点打って線引いた方が早かったので)
小さい三角定規(小回り効くとのことで試してみたが合わなかったようで…)
0.3と0.7のシャーペン
ですね。
シャーペンは直前まで0.7など使い分けていましたがわずらわしくなり、最終的に0.5で柱などもごりごり書いていました。
もちろん本番ではペン類などの予備は完備していました。
三角定規はたくさんあっても邪魔なだけです。
後は、
階段の書き方は早めに熟知しておくことが大切です。書き方テキストなど見ながら何度も階段だけ書いてください。
youtubeなどで時短の書き方を教えてる動画がたくさんあるので移動しながらでも聞いてみてください。試してみる価値はあると思います。
私がYouTubeから得て実践したのは寸法線の黒丸を書かないことですw採点に関係ないものはとりあえずは省きましょう。
以上を心掛けたところ私は1週間で激的にスピードアップしました。
試験本場でも製図の早さにかなり助けられたと自分でも思っています。
製図受けられる方、短期集中で頑張りましょう!