【令和4年度】私が一級建築士学科に合格した時の勉強法
前回は一級建築士学科試験の2年目にしくじった話をしましたが、今回は2年間のしくじりを生かして3年目、総合点106点で合格できた時のことを話していきたいと思います!
3年目は、資金面で厳しいのもあり、独学で勉強を始めました。勉強を再開したのは年明けからで、最初のうちは去年の問題を全部見返したり、本屋で売っている過去問を解いてみたりしました。
ただ、本屋に売ってるような過去問は5年分くらいしか載ってなく、2年間学校で勉強してきたので、ほとんど答えを覚えてしまっているという状況でした。
そこで、それより前の過去問をたくさん解きたいと思いネットで調べて出てきた楽々資格社の過去20年分の過去問が入ってるパソコンで使うソフトを買いました。(たしか5万くらいだった気がします)
ソフトは一問一答で解いていき、間違えた問題は振り分けてくれるという内容で、学校で感じていたような何度もわかる問題を解く時間がなくなり、今日は何問解いたかとか、科目ごとにどのくらいの正解率なのかが一目でわかるようになっていてとても使いやすかったです😆
教材は去年、学校で使っていたものを使い、パソコンで毎日過去問を解きました。
当時私はパソコンを自宅に持っていなかったので会社のパソコンで、朝1時間くらい早く行って過去問を解き、昼は30分でご飯を食べて残りの30分勉強して、仕事が終わったらご飯だけ食べて、また会社に戻り22時くらいまで勉強させてもらいました。
定休日も毎回会社に来て、パソコンで勉強していました。会社にいるとたまに社長が打ち合わせをしに来て、頑張ってねと声をかけてくれました。
問題を解いてみて、5年より前の過去問はわからない問題も多く、自分の知識の狭さを痛感しました。
科目別に勉強で工夫した点としては、
計画はまだ時間に余裕のある時期から作品集に載っている建物を全て、Googleマップで調べて、何県にあるのか、ストリートビューで周りを歩いてみたり、写真や口コミを見ました。
法規は、楽々資格社の方からこの範囲は覚えて下さいという指示があったので全体の半分くらいは覚えたと思います。
全部調べていたら確実に時間が足りなくなりますから法令集に頼っていては受かる確率は低いと思います。
構造は力学の計算が苦手で、理系の友人に数学は何回も解くしかないと言われたので、間違えた問題、解けるか怪しい問題を時間を空けて3回は解きました。(その時理解しても1週間後には手順を忘れているかもしれません)
施工は現場のイメージが出来ないところが多かったのでYouTubeで調べて作業している風景を動画で見たりしました。最近は小さな建築会社などがいろんな作業風景を上げていたりするのでぜひ見てみて下さい!
他にも単語の覚え方の動画なんかもいろんな人が上げてくれていますので活用したほうが早く覚えられることも多かったです!
勉強手順としては
科目ごとにまず一周(20年分)する。
間違えた問題は都度見直し、理解する。
→間違えた問題を全てもう一度解く。
→それでも間違えた問題は、解説をノートに書く。
→全部の過去問をもう一周(20年分)する
→間違えた問題を見直し、解説をノートに書く
→間違えた問題を再度解き、解けた問題はノートから消す。
こんな感じで、最終的にはどうしても覚えられないところを試験前に見るカンニングペーパーを作るイメージで進めていきました。
資格学校の模試も買ったりしました。
2年目の模試より点数が低かったのを覚えています。なぜでしょうか…😅
あとは、隙間時間や寝る前にTACの講師の方の井澤式比較暗記法というブログを毎日見ました!
みんなが見落としやすい問題を問いと解説でわかりやすく書いてあるし、語呂合わせもあったりしてすごく覚えやすかったです。
かなりオススメできます!たくさんあるのでコツコツ見るのがいいです👍
そんな感じでこれ以上できることはないと思えるくらい勉強した3年目でしたが、
結果は総合点で106点でした。
ネットの速報を見ながら自分で丸付けをする時は手が震えました。
100点超えだったので99%合格だろうと思い、1人で泣きました。
以上が私が三年目に一級建築士学科試験で行った勉強方法です。長くなってしまいましたが少しでも誰かの合格につながるといいなと思います!
受験生の皆さん頑張ってください!