工務店設計キリマンジャロのいろいろ記録

建築に関することや、建築士試験の体験談をぼちぼち記録

積水ハウスについて調べてみた

こんにちは!

前回まで大和ハウスについて調べてきましたが、他の建設会社についても調べたいと思い、今回は売上2位の積水ハウスについて調べてみようと思います。

積水ハウスも売上は2兆9288億(かぶれん参照)とかなりの売上を誇っています。

設立は1960年で、大和ハウスより5年後に設立していますね。

従業員数は29052人(積水ハウスHPより)

 

事業内容としては、戸建住宅事業、賃貸住宅事業(シャーメゾンてめちゃくちゃ見ますよね)、不動産売買、都市開発、医療・福祉施設、商業施設、ホテルなどの建設、リフォーム、経営コンサルティングなどがありました。(積水ハウスHPより抜粋)

 

HPにある売上の内訳では、戸建住宅と賃貸住宅で30パーセント弱、賃貸住宅シャーメゾンの運営・管理のサポートをする事業が21パーセント、国際事業が20パーセント弱となっていました。

やはり、建設業で成長するには賃貸住宅事業と国際事業が重要になってくるようですね。

 

つづいて歴史を見て行きたいと思います。

1960年3月に積水化学工業株式会社にハウス事業部を設置、

同じ年の8月に積水ハウス産業株式会社を設立とありますね。

1961年に滋賀工場を設置。

ここまで1年ちょっとなのですごい速さな感じがしますが、親会社が大きいからなのでしょうか?

ちなみに1960年にセキスイハウスA型をオーストラリアに初輸出と書いてあるのでこの時点で既に海外進出していたようですね。

 

そこから、セキスイハウスA型、B型、C型と毎年のように発表していってます。

積水ハウスA型について調べてみると日本で最初のプレハブ住宅といった記事が出てきます。プレハブ住宅の最初は積水ハウスだったんですね。

それにしても大和ハウス工業でもあったプレハブ住宅はこの時代かなりのブームだったのでしょうね。今ではセキスイハウスA型は有形文化財に登録されたようです。

 

1968年に発表されているセキスイハウスG型は(5階建て)と書いてありますが住宅だったのでしょうか?どのようなものか調べても出てきませんでした。

5階建て住宅ってすごく気になります( ゚Д゚)

 

1982年にパッシブソーラーハウスを発表しており、この時代にパッシブソーラーという言葉自体がすごく前衛的な感じがします。

1987年にセキスイハウス関東技術専修校を開校って学校まであったのか!?

その後は数々の賞を受賞したり、新シリーズを発表したりが続きます。

個人的に2018年にWosakaを積水ハウスが開業したというところに少し驚きました。有名なホテルですよね。

最近のでは日産自動車と集合住宅のEV促進事業にもかかわっているようで、いつの時代でもつねに最先端のことに取り組んでいるという印象でした。

 

歴史を見てきて、

積水ハウスは常に新しいことに取り組み、着実に実績を上げてきたという印象ですね。

大和ハウス工業もそうでしたが、毎年新シリーズを発表していることも大事なことの一つのようです。

あと、すまいの参観日やシャーメゾンなど内容を知らなくても耳にしたことがあるネーミングが多く、暮らしに溶け込むような宣伝が上手なんだなとも思いました。

 

積水ハウスは着実、堅実!

 

売上1位の大和ハウス工業について調べてみた③

前々回に引き続き大和ハウス工業の歴史が面白くて第3弾まで来てしまいました。

他の会社もこんなに開発しながら成長してきたのでしょうか?

俄然興味が湧いてきました( ゚Д゚)

 

前回もいろいろ書きましたが、気が付けばまだ1970年代までしか見れていません。笑

1973年には大和リゾートという会社を立ち上げて、リゾート事業にも参入しているようです。調べてみると私の住む地域にも大和リゾートのホテルがありました。建物自体は結構古そうな感じで、昭和の香りがしそうな雰囲気でした。でも新しめのホテルもあるみたいです!そんな事業もしていたなんて全然知らなかった!

 

1980年にはホームセンター事業に着手と書いてありました。他の大手建設企業でもホームセンター事業は書いてあったように思います。田舎には馬鹿でかいホームセンターがよくありますよね。やっぱり儲かるのでしょうかね。

 

1995年に大和物流日本証券業協会に株式公開と書いてありました。

大和ハウスの強みでもある物流事業ですが、設立どこかに書いてあったかな?年表では見逃したかもしれません。

大和物流の企業概要には設立は1959年と書いてあります。クロネコヤマトが上場したのが1949年と考えると大和ハウス工業もなかなかの速さで参入したように見えますね。

さすがです!

 

2001年に戸建てで免震住宅を初めて商品化していたり、2002年に外断熱工法を採用していたり、住宅の最先端のテクノロジーを真っ先に取り入れていっている感じがします。

 

2007年に大和ハウス工業の創業者 石橋信夫さんの記念館が開館しているようです。

たしかにこれだけ歴史があれば記念館も面白そうです!

 

HPに載っている歴史をいろいろ書いてきたわけですが、なによりすごいと思ったのは、ここまで毎年商品の発表をしたり、新たな事業を始めたりと

どこの1年をとってもかなりの密度の歴史があるということに驚きました!

それが売上1位の理由とも言えるかもしれないなと思いました。

 

大和ハウス工業の歴史めっちゃおもしろかった~。あと、HPの年表が見やすい!

売上1位の大和ハウス工業について調べてみた②

昨日、大和ハウス工業の事業内容について調べてみましたが、次は歴史について調べてみたいと思います!

大手の建設会社がどのようにして大きく成長していったのか、すごく気になります!

 

歴史については大和ハウス工業のHPにとても分かりやすく年表が載っていました。

創業は1955年の4月5日

最初の商品としてパイプハウスというものがHPに載っていました!

鉄パイプで組み立てる住宅で特許を取っていたようですね。

鉄パイプは建設現場の足場に使われているので確かに丈夫なのかもしれないですね。

安定した品質で、安く早く簡単に建てられるパイプハウスはさまざまな企業に採用されたようです。

 

その後、1959年にプレハブ住宅のもととなるミゼットハウスという商品を開発したそうです!このミゼットハウスは3時間で建つ子供部屋というコンセプトで、規格のパネルで組み立てるということと、3坪以下の広さとすることで確認申請を出さなくてもよくしたことで、とても簡単に安く早く建てられるという商品だったようです。

このミゼットハウスは大ヒット商品だったようです。

たしかに、この考えは今聞いても斬新で面白いなと思いました!

 

プレハブ住宅の生みの親は大和ハウス工業ということになるのかな…?

 

1962年には現在の住宅ローンの先駆けとなる住宅サービスプランを導入したそうです。

それまでは資金をためてからでないと住宅は買えなかったんですね!

 

1965年にはプレハブ住宅専門工場も建設しています!プレハブ住宅って今まで自分的に軽視してきた気がするけど(笑)ものすごく需要があったっていうことなんですね!

 

大和ハウス工業の歴史、かなり面白いです( ゚Д゚)!

面白いですが今日はちょっと眠いのでまた明日(もしかしたら明後日)調べていきたいと思います~

今では当たり前のものが開発されていて予想以上に面白い!

売上1位の大和ハウス工業について調べてみた

昨日は建設業界の上場企業について調べてみたのですが、そこで疑問に思ったのが

売上の高い会社とそうでない会社は何が違うのだろう。ということです。

 

企業の知名度はもちろん関係してくるかと思いますが、住宅で言うと他にも知名度が高い会社はたくさんありますよね。

私の家の近くではアパートの建設をしている大和ハウスの現場をよく見るように思いますが、不動産関係の売上も多いのでしょうか。

 

そもそも大手の建設業企業はどのような事業をしているのだろうと思い、とりあえず1位の大和ハウス工業について調べてみることにしました。

 

まず、創業は1955年ということで今年で68年ですね。

私の個人的なイメージですが、建設会社ってもっと昔からあるところが多いと思っていました。ただ、住宅のイメージがある建設会社では大和ハウスは結構歴史のある会社のようですね。他の企業はもっと新しい企業が多かったです。

 

本社は大阪府梅田で従業員数は16615人(大和ハウス工業HPより)

 

私が知りたかった事業内容についてですが、

戸建住宅、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、物流施設、医療・介護施設、法人施設宅地・工業団地の企画・設計・施工・販売、再開発事業、海外における不動産開発事業、環境エネルギー事業

ざっとこちらでまとめただけでもこれだけありました( ゚Д゚)

商業施設や物流施設など、私的な大和ハウスのイメージに無いこともしているんだなぁと思いました。

あとは、街づくり的なことも行っているんですね。この辺はどちらかというとスーパーゼネコン三井不動産などがイメージのあるところでした。

 

他の記事やコラムなどを見ていると物流施設を手掛けていることも売上が好調な理由の一つだとか。

やはり大きな企業となるとたくさんのことを行っているんだなと思いました。

おもしろいですね~

建設業界の上場企業

今まで上場企業というものの意味さえよくわかっていなかった私でしたが、最近企業というものに興味を持ち出した今日このころです!(だいたいの人は上場の意味をわかってるのかな・・・?)

 

建設業の上場している企業ってどんな会社があるんだろうというところから、自分の働いている業界のことをどのくらいわかっているのかを知りたくて、サイトをいろいろ調べてみました。

私が調べたサイトによると売上が一番すごいのは大和ハウス工業でした!

てっきり、スーパーゼネコンと言われる企業が建設業界では一番だと思っていました。

しかも、売上をみていると大和ハウス工業だけ4兆・・・!

2位の積水ハウスの売上は3兆ほどなところをみると大和ハウスがぶっちぎりなのかなという印象ですね( ゚Д゚)

 

3位4位に鹿島建設大林組が来ていて、ここにスーパーゼネコンと言われる企業の名前が出てくるんですね。

 

5位清水建設

6位住友林業

7位大東建託

8位大成建設

9位長谷工コーポレーション

10位インフロニア・ホールディングス

という順位でした。

 

10位以内はやはりかなり有名な企業の名前が並んでいますね!

10位以降は知らない企業の名前もありました。まだまだ自分のいる業界のことをわかっていないことが多いんだなと思いました。

 

建設業といっても住宅で有名なところや、大きな現場で名前を聞く会社、不動産のイメージが強い会社などいろいろあるんですね。